2020.09.09
3Rとは?

昨今、産業廃棄物をはじめとした「ゴミ問題」に注目が集まってきています。ゴミをどのように処理するのか、どのように活かしていくのか、ということは現代に生きる私たちのみならず地球上に生きる生命全体の問題となっています。
日本では2000年に資源の処理の優先順位を以下の通り定められました。
[1]発生抑制 → [2]再使用 → [3]再生利用 → [4]熱回収 → [5]適正処分
参照:『循環型社会形成推進基本法』)
これをもとに3Rの考え方が導入され、資源有効利用促進法では3Rに配慮した製品開発を推進するための方策が規定されました。
3R(スリーアール)とは Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つの頭文字を表す言葉です。
『循環型社会形成推進基本法』における優先事項の上位3つが3Rとなっています。
つまり、「発生抑制」(Reduce)、「再使用」(Reuse)、「再生利用」(Recycle)です。
3Rに基づいた取り組みを行い資源を循環させて使うことで無駄な廃棄物が減り、環境への負荷が減った循環型社会の形成推進に繋がります。
日本での取り組み
現在日本では、3Rに基づいた循環型の社会を推進する活動として、「3R推進月間」や「Re-Style(http://www.re-style.env.go.jp/)」などを通して資源の大切さや3Rの大切さを広めています。
「3R推進月間」では様々な地域のお店から3Rにちなんだキャンペーンを行い、消費者向けに「リデュース」につながる省包装製品や、「リユース」につながる製品や使い方、「リサイクル」製品などを紹介したり、環境に配慮した製品を選ぶことで期待されるごみの削減効果などを紹介しています。
「Re-Style(http://www.re-style.env.go.jp/)」は循環型社会のライフスタイルを指し、同名のWebサイトからこの言葉を通して環境に配慮した取り組みや資源の大切さ、3Rを広く周知するための様々なコンテンツを発信しています。
また2020年7月1日からレジ袋の有料化が始まり、資源節約や環境問題の解決に向けた取り組みがより広く意識されることが考えられます。
世界的な取り組み
3Rに関する世界的な取り組みとして、2013年3月に「ハノイ3R宣言」が採択され、日本中国をはじめとするアジア太平洋地域の30あまりの国が積極的に3Rに取り組むことが決定しました。
「ハノイ3R宣言」は資源を効率的に利用した強固で柔軟な社会の実現、自然に優しいグリーンエコノミーに移行するという最終的な目標に向けて、アジア太平洋地域における持続可能な3Rの目標を達成するための宣言で、環境への悪影響を最小限に抑え資源効率を高めた社会の実現を目指しています。
また2007年11月にUNEP(United Nations Environmental Program)国際資源パネルが設立されました。
こちらは、世界の重要な資源に関する課題を解決するための指針として評価報告書を作成しています。
環境に悪影響を与えずに経済活動を行うための取り組みが世界的に行われているんですね。
日本エコロジーの提案する自動車バッテリー利用時の3R
当社日本エコロジーでは自動車バッテリーの再生利用を推進しています。
多くのバッテリーが一度使用しただけでリサイクル・廃棄されてしまっている現状に対して、バッテリー再生による再使用(リユース)を推進することでバッテリーの新規製造を抑えることが望めます。バッテリー再生が広く取り入れられることによって、バッテリーのリユースから発生抑制(リデュース)まで活動が広がることでしょう。