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2020.08.17

自動車用バッテリーを無駄なく活用 リサイクルの前にリユースを

皆さんは、普段利用している自動車のバッテリーがどのように処理されているかご存知ですか?

自動車用バッテリー(鉛蓄電池)のほとんどは、一度使われたら解体され、すぐにリサイクルされ、元のバッテリーとしては利用できません。

ここで、3Rに基づきリサイクルではなくてリユースに目を向けてみましょう。

3RはReduce(ゴミを減らす), Reuse(繰り返し使う), Recycle(ごみを資源として利用)の3つの頭文字からなる、資源の有効利用をうながすスローガンです。

バッテリー再生のリユース技術によって、一度使ったバッテリーが復活し、新品同様の性能になります。

バッテリー流通の現状

2020年6月28日現在、国内で購入されるバッテリーのほとんどは新品です。

バッテリーのリユースはあまり浸透しておらず、新品を使い終わったらすぐにリサイクルに出すという処理方法が一般的になっています。

しかし、日本において、自動車用バッテリーはリユースして使う方法が確立されています。その方法は新品のバッテリーを購入するよりも、経済的で、環境的にも優しいです。 リユース時の性能は新品と遜色がなく、費用も抑えられます。 また、新しいバッテリーを製造するために排出される二酸化炭素はおよそ60kg。バッテリーを再生しリユースすると、なんと59kgの排出量を抑えることができます。

※参考:日本エコロジーHP記載の『バッテリー蘇生で節約できる排出CO2』

現在、使い終えたバッテリーはリサイクルされ、バッテリーが必要な人は新品を購入することが多いのですが、リユースすることでバッテリーを無駄なく使うことができ、二酸化炭素の削減にも貢献できます。

日本のすべての自家用車61,543,555台(2020年6月現在 ※注1)の所有者がバッテリーを新規購入せずに、リユースすると726万2139トンものCO2を削減できます。 こちらは、「電気事業低炭素社会協議会の低炭素社会実行計画」に定められた、2020年のCO2排出削減目標の700万トン(※注2 )を上回る数値に相当します。

※注1一般財団法人 自動車検査登録情報協会. 自家用乗用車の世帯普及台数. 平成31年, 2019.
https://www.airia.or.jp/publish/file/r5c6pv000000mhvq-att/r5c6pv000000mhw5.pdf, (参照 2020-06-28)

※注2電気事業低炭素社会協議会. 低炭素社会実行計画 – 電気事業低炭素社会協議会.
https://e-lcs.jp/plan.html, (参照 2020-06-28)

3Rに基づいたバッテリーの活用で環境に優しく

リユースをしてバッテリーを無駄なく使うことで、新品バッテリーの製造量も少なくなります。つまり、リデュース(ごみを減らす)が可能となります。

もちろん、リユースしたバッテリーも今まで通りリサイクルが可能です。バッテリー再生により3Rのサイクルを加速させ、資源の節約が可能になります。

当社日本エコロジーではバッテリーの診断も行っております。リユースとリサイクル、どちらに適したバッテリーであるのかを判別し、その時のバッテリーの状態に適した活用方法をご提案いたします。 使用済みのバッテリーの活用についてのご相談、お待ちしております。

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